文とスランプ。

線画は5分。



文ちゃんとの会話。

天「スランプ気味なんだお」
文「はぁ? 貴方がスランプな訳ないじゃないですか。そもそも、大した画力も無い癖に、一人前にもスランプとは、片腹痛いですね。線も汚い。パースも滅茶苦茶。下描きも雑。目も髪も単純。皺も影も理解していない。色彩センス零。ほぅら、どう頑張っても、貴方の描いた絵なんてのはスランプ以前のゴミ屑にも等しい存在であると、何故気づかないのです? ゴミをゴミと気づかない貴方は、本当にただのカスですね!」
天「あう……そこまで言うか……」
文「ふんっ。ファック、ですし」


実は、ウチには文ちゃんが住んでいます。霊夢と咲夜も一緒に暮らしています。嘘です。
そこで文ちゃんに相談したところ、上記のようなことを言われました。嘘です。
彼女のコメントがあまりに手厳しかったので、咲夜さんにも見てもらったら、「味がある絵ですね。私は好きですよ」と言ってくれました。マジ咲夜さん可愛いあいしてる。嘘です。
霊夢にみせたところ、「……あたしのが上手に描ける」なんて戯言を言っていました。そんな筈がありません。彼女はスーパーぶきっちょです。箸ですら、咲夜さんの鬼のような特訓の成果、ついこないだ使えるようになったところです。それまでは、巫女であるにもかかわらずフォークを使っていました。彼女が絵を描くと、すべからく火星人になります。しかし何を描いても咲夜が「あら、上手に描けたわね、霊夢」と褒めるので、本人は描ける気になっているだけです。でもそんな勘違いしている霊夢も可愛いので、「そうだね(笑)」と言って頭をなでなでしておきました。嘘です。


・・・・・・つまり、ここ数日、思うように絵が描けないのです。。。25日から本気出します。。。それまでは、絵を忘れない程度に描くだけに留めます。
それにしても。
真面目に描こうとして、描けなくて。5分で描いた絵のが、それっぽいというのは。そこはかとなく凹みますねー。。。


しかし。
文咲夜霊夢と暮らしてる設定を妄想するのが相変わらず楽しくて堪らない。こーいう、家族設定みたいなのは、過去何度も考えてるから、割と得意。ハートフル!
全く関係無いけど。
愛情と友情。友情と愛情。入り乱れた話もいつか描きたいなー、と昨日漫画を読んでいて思った。馴れ合いではなく、明確な友情を意識した上での恋愛沙汰。ぶっちゃけ三角関係とか! 三角関係だけなら、何度も考えたネタだが、いつも目指していたのは『三角関係の解決法』だった。その行き着く結果。それ自体は結論になるので、物語の終結にはあまり変化は無いが、『友情』という要因を明文化することにより、より一層のドロドロ具合が表現出来るのではないかと。
まあ、『友情』でなくてもいいんだけどね。他の感情でもなんでも、ドロドロ感は表現出来るし。切なさもかもし出せるし。でもやっぱり、『友情』ってのはチープで陳腐な言葉だけど、何より分かりやすいし、みんな大好きな言葉だからね! いや、僕も勿論大好きだけどさ! 友情! 努力! 勝利! 三本柱マン!
今のネタが分かった人は同世代(笑)
最近誰かがツイッターで、『誰も傷つかない恋愛は、恋愛じゃない』なんてのをRTしてまして。ほぅ、それなりに含蓄のある言葉だな、と思ったのですよ。傷つき、悩み、苦しみ、もうこんなに辛いのは嫌だと投げ出したくなりそうになりながらも、みっともなく現実をあがく姿! そう! そんな無様な姿こそが、恋愛の本質の一端なのではないかと! ないかと!
・・・・・・失礼。いえ、嘘です。半分くらい。勢いで書いてしまいましたが、僕もそこまで酷なことは思いません。恋愛はもっと甘酸っぱくも、楽しく幸せなものであると思います。いえ・・・・・・本当はそう『思いたい』のですが。。。
世の中、10の幸せよりも、1の不幸のが印象に強く残ってしまいがちです。また、ネガティブな事の方が、リアリティもあります。『天気の悪い日の出来事の方が、記憶に残りやすい』なんてのも、こういった理論に基づいているのかもしれません。
つまり、『愛憎入り乱れる三角関係の暗い恋愛ストーリー』というのいうのは、心に強く印象が残るのではないかと思う。そんな理論です。
まあ。
単に僕が、こーいう話が好きなだけですけどね!
いえ、勿論、あまあまで切ない感じのストーリーも、捩れるくらい好きですけどね!


・・・・・・長くなってしまいました。文咲夜霊夢を書いたあたりで、終わるつもりだったのですが。。。
ま、いっか。
ここまで読んでくださった方に感謝しつつ。
また次回!
では、では。